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家づくりの基礎知識
【外観にこだわりたい方必見!屋根の種類と機能性!】
COLUMN13
秩父・深谷・熊谷・本庄地域を中心に埼玉県で、高品質なローコスト住宅をご提案をしているエフプロダクツです。
新築住宅を建てる際、多くの方が悩むのが、屋根についてです。
屋根のデザインは種類が豊富なので、多くの方が悩むポイントです。
スタンダートな屋根といえば「切り妻」や「寄棟」ですが、その2つ以外にも、
多くの種類の屋根があります。
屋根の形状は、住宅の外観デザインの重要な要素になりますので、徹底的にこだわりたいところです。
今回は、そのさまざまな屋根の種類を、紹介していきます。
ぜひお家づくりの参考にしてください!
切り妻(きりづま)屋根とは?
切り妻屋根は、2枚の板を左右対称に合わせて作られた三角屋根の事です。
スタンダートな形で、今も多くの住宅に取り入れられています。
屋根で覆われていない三角形の側面を「妻側」屋根で覆われている方は「平側」と呼びます。
「妻側」は「平側」に比べ、紫外線や雨雪が当たりやすいので、劣化しやすく、場合によっては補修が必要になる場合もあります。
寄棟(よせむね)屋根とは?
寄棟屋根は、屋根の中心に棟があり、4方に流れる形状の屋根です。
瓦屋根などでみられる形状です。
寄棟屋根は、外側からの劣化には強いのですが、屋根裏に湿気がたまりやすい構造のため、内部からの腐食や劣化には十分注意が必要となってきます。
入母屋(いりもや)屋根とは?
入母屋屋根は、切り妻屋根と寄棟屋根を合わせたような形が特徴的な屋根です。
屋根の上部にある壁の部分は「矢切り」と呼ばれています。
全体的に重みがあり、和風で高級感のあるデザインになっています。
入母屋屋根は、先述した「矢切り」部分から湿気を逃がすことができるので、腐食のリスクは比較的少なくなっています。
片流れ(かたながれ)屋根とは?
片流れ屋根は文字通りの片方に流れる形状の一枚屋根です。
スタイリッシュな印象の建物に多く見られます。
片流れ屋根は、「伝い水」と呼ばれる現象が起こりやすく、雨漏れの原因となる事があります。
陸(りく)屋根とは?
陸屋根は、地面と水平の平たい屋根の事を指します。
屋上がある家や、鉄筋コンクリート造のビルのような建物でみられる形状の屋根です。
こちらも片流れと同様、一枚屋根ですのでスタイリッシュな印象の建物に多い屋根です。
陸屋根は、ほかの屋根と比べると、勾配が小さいので、雨水を逃す力が弱くなります。
方形(ほうぎょう)屋根とは?
ピラミッドの形をした屋根が特徴的な屋根です。
正方形に近い形の建物で採用されます。
方形屋根は棟が無い為、雨漏れのリスクは低いです。
しかし、室内の屋根の内側の湿気を逃すことができない為、内側からの劣化に注意が必要となります。
招き造り(まねきづくり)屋根とは?
招き造りは、切り妻屋根と片流れ屋根の中間のような形状の屋根となります。
アシンメトリーな構造となっており、デザイン性の高い住宅にも使用されています。
機能面では、片流れのデメリットである「伝い水」を抑えつつ、採光性や通気性を確保できるのでバランスが取れています
しかし、妻側などの劣化については切り妻屋根同様、補修が必要な場合があります。
いかがでしたでしょうか?
屋根は、雨風を防ぐためのものですので、機能性が一番というのはいうまでもありません。
しかし、屋根の形状が切り妻から寄棟に変更されただけでも、かなりイメージが変わります。
もし気になった点や、もっと聞いてみたい点等ございましたら、ぜひご気軽にご相談ください!
プロのスタッフが誠心誠意ご対応させていただきます。